だんだん寒くなってきて今年の終わりも近づいてきましたね。
さて、今回は修理のお話です。
修理と聞くと壊れたものを「直す」と思いがちですが、リペアマンの仕事はそれだけではないんです。
しばらく吹いていなかった楽器を久し振りに吹こうかなと思ってケースをあけたらびっくり!!
写真のように色が変わっていた!なんてことはありませんか?

楽器が変色してしまうのはフルートなどの銀メッキの楽器にありがちなんです。
銀メッキは空気に触れているだけで酸化で変色してしまいます。
こうなってしまうとクロスで拭いただけでは黒ずみは落ちないんです。
そんなときに出番なのが管楽器リペアマンです

必要以上にメッキを削らないように専用の研磨剤をギリギリまで薄めてやわらかいクロスを使って磨いていきます。
細かい部分は綿棒などを使って磨いていくのですがこれがまたかなり楽しいんです(個人的な意見)
リペアマンの中には(普段だって充分細かい作業をしているのに)こんな細かい作業はキライ。なんて人もいます(笑)
クロスや綿棒を使って細かいところまで磨いた結果、、、

\じゃじゃーん/
見てくださいこの輝き!!!!!(某通販風)
まるで新品の楽器のように輝きを取り戻しました!!
この綺麗になったときのキラキラを見たときの達成感といったらもう、、、
そういえば何年も押入れに入れたままの楽器があるなぁ
なんて思ったそこのあなた!!
湿気が多いところに入れっぱなしだとカビも生えやすいので気をつけてくださいね。
お天気のいい日にケースを日光に当ててあげるといいですよ

自分では出来ないけど何とかしたい!!と思ったら一度本厚木店へご相談下さい!!
修理だけではなくお手入れの仕方もお教えいたします。
管楽器修理担当 高野
10:00~18:30 第1火曜・毎週水曜定休
TEL 046-222-1019